このページでは、中古キャンピングカー購入の経過、キャンピングカーを安く自分で修理する方法・・・などを掲載しています。


キャンピングカーに試乗する

中古販売店に訪れる前に、運良く近くの修理工場にあったキャンピングカーに試乗させてもらっていた。

幅2m、長さ5m、人気があるサイズだ。
このサイズならスーパーの駐車場でも入る。

この車はSEKISOH BODY製だった。

キャンピングカーを試乗するのは初めてだった。
ちょっとしたカーブで大きく車体がふらつき、怖い思いをした。
キャンピングカーで走るのはこんなにも不安定なものなのかと思ったものだ。

SEKISOH BODYに試乗した後、あまりの不安定さにキャンピングカーを購入するのを躊躇したくらいだ。
その後、車高が低い車(バンタイプなど)にしようかと思った。

もちろん SEKISOH BODYの車がすべて悪いというわけではない。
たまたま私が試乗した車は古く、程度も悪かったとうことだ。

SEKISOH BODYも良い車はいっぱい出している。
個人的に言えば、なんとなくデザインやレイアウトなど好きなビルダーだ。

ネットなどでも、高さのあるキャンピングカーの弱点として、ふらつきは良く出てくる。
そのためサスペンションなどを補強する場合が多い。
しかし、ちょっとしたカーブでも恐ろしかったので、これで長旅などできるのだろうか・・?と、思ったものだ。

また、他に気になった点は、内装が薄汚れた感じだった。
椅子やカーペットなどが何となく汚れている。 あと家具に雨漏りの跡が多く付いていた。
この車はパネル工法といって、天板、側板などを合わせてキャビンを作っていた。
昔のキャンピングカーにはよくあるタイプだ。
そのため、板と板の継ぎ目から雨が漏るのだ。

ラダーで上に登って、天井を外からのぞいたが、パネルの合わせ目にコーキング剤がいっぱいはみ出して付いていた。
きっと何度も雨漏りを繰り返しているのだろう。
家と同じで、雨漏りはなかなか直すのが大変だ。
少しずつ染み込み、壁の中を腐らせてしまう。
パネル工法がなくなってきたのは、雨漏りのせいだと思う。

購入したJB-470にも、もちろん試乗した。
上記の車と違って交差点のカーブなどでもふらつきがなく、安定していた。
ショックアブソーバーを追加して装備していた。
ランチョ9000が付いている。

また、エアーリフトも付いている。

(エアーリフトの調整メーター・・・運転席からエアーの調整ができる)
これらに加えて小型のキャンピングカーであるため動きが良い。

もちろんバックカメラとモニターも元気だった。


(写真・・バックカメラのモニター。モノクロだが、なれればこれでも使える。)
このバックカメラは、本当に便利だ。
家の普通車にもつけたい!

JB-470はディーゼルターボでマニュアルだ。
そのため馬力がある。坂でも登坂車線は要らないほどだ。
高価な車でも、馬力がなくて、目いっぱいアクセルを踏んでも40kmくらいしか坂ではでない・・・
という話をよく聞く。
購入するときは、無視しがちだが、馬力は大切だ。
坂で後ろに渋滞を作るのは、結構ストレスになると思う。

長距離を走るのだから、車の走行性能はとても大切な要素だ。
中古車に限らず、キャンピングカーを購入する前は、本気で試乗した方が良いと思う。