このページでは、中古キャンピングカー購入の経過、キャンピングカーを安く自分で修理する方法・・・などを掲載しています。
キャンピングカーの購入時は問題なかったが、給水蛇口をひねると2,3回に一回水がでない。
それが4,5回に一回しか水がでなくなり、 2泊目にはとうとうポンプが回らなくなってしまった。
我家のキャンピングカーのスイッチ付きの蛇口・・スイッチはONかOFFで、可変抵抗は入っていないので、水は出るか出ないのどちらかで水量調節ができない。
販売店に持ち込めばすぐに直してもらえるとのことだったが、遠方のため自力で直せるところは直したい。
まず、蛇口を見ているとスイッチ付きの蛇口になっている。
ひねるとカチッと音がする。
テスターで調べるとカチッというのにあわせて12Vが流れるので、スイッチの故障ではないと思った。
(テスター)
テスターがあると、だいたいの修理箇所は発見できる。
考えられることは、水中ポンプの故障。
またはバッテリーのパワー不足。
エンジンをかけながらまわしても水中ポンプは回らないので、バッテリーのパワー不足ではないと思った。
仕事の関係でチェックに時間がとれなかったが、やはり水中ポンプ(良く故障するらしい)だろうと思い、販売店から水中ポンプを送ってもらう。
給水蛇口の下からたどっていくと・・・・
飲料用の給水モータがタンクの中にはいっている。
電気コードは結束バンドでホースに固定されているが、結束バンドは100円ショップで売っている。
給水モーターを取り出すと、こんな感じだ。
(給水モーター・・バンテック車によく付いている水中モータータイプ)
数日後部品が届く。
早速 ポンプを蛇口に仮につないでみるが・・・・
全く回らない!!!!
ガッカリ・・・
12Vの電圧が来ているのだが、きちんと電流が流れていないらしい。
せっかくポンプを送ってもらったが、どうやら自分のチェックミスだったらしい。
仕事の関係で、短時間で修理箇所を探ったのが失敗の原因。
改めて・・・・後日・・・
時間をかけて、ゆっくり故障箇所を追い込んでいった。
蛇口のスイッチの部分の抵抗をテスターで調べてみたら、ON状態のときには抵抗は0に近くなくてはいけないのに結構抵抗が高い。
しかも、抵抗値が上下して安定しない。
そのため、このスイッチ付きの蛇口(フォーセット)が故障ではないかと考え、改めて部品を送ってもらって交換してみた。
ちなみに私は電気のプロではない。
素人だけれど、テスターの使い方くらいを知っているくらい。
部品の調達は2度目なので遠慮しながらも担当の方とも相談したが、どうやら修理箇所はそこで間違えないだろうと意見が一致。
数日後、フォーセットが届いた。
(本来なら購入店に持ち込めば、おまかせで修理してくれるのだが、それではいつまでたっても知識が増えない)
コードを切って、ギボシ端子で新しいフォーセットをつなぐ。
バッチリ! 直った。
しかも、購入時よりも水の勢いが強い。
やはり、以前はフォーセットのスイッチ部分が故障しかかっていて、抵抗値が高くなっていたらしい。
こうして、自力で故障を直すことができるとうれしいし、今後の故障にも自分で対応できるので安心だ。